自筆証書遺言の書き方と注意点を解説!

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何種類もある遺言書の中で比較的よく利用されるのが「公正証書遺言」と「自筆証書遺言」です。ではそのうち、どこでも自分で作ることができる「自筆証書遺言」の特徴や注意点について見てみましょう。

自筆証書遺言ってどんな遺言?

自筆証書遺言というのは遺言者が自分だけで手持ちの便箋などを使って作ることができるので、その手軽さから利用する人も多くなっています。しかし、公正証書遺言とは異なり専門家の目が入らないことが普通ですので、どうしても法律的な面での不備が多くなり、後日その有効性をめぐって争いになることもしばしばです。では、自筆証書遺言を作るにあたって必ず押さえておきたいポイントを解説していきます。

全文自筆で記載する!

自筆証書遺言ではワープロを使って作成することはできず、必ず自分で書くことが有効となるための条件です。そこで、高齢や病気のため文字が書けないという人は作成することができないのです。もしそのような状態でどうしても遺言書を残したいという場合、公正証書遺言を利用するか、遺言書の内容自体を知られたくない人は秘密証書遺言を利用するという方法もあります。

日付と署名押印が必須!

加除訂正の方法にも注意!

もし書いている途中にミスしてしまった場合、訂正の仕方にもルールがあります。訂正を厳格にしておかなければ後からいくらでも改ざんできてしまうからです。もし間違った部分があればそこを二重線で消し、その近くに正しい記述をします。ただ、二重線を引いた下の文字(間違えた部分)は読み取れるようにしておきます。訂正部分には訂正印を押し、欄外に「何行目、何字削除、何字加入、署名」としておきます。訂正方法が間違えていた場合、訂正そのものがなかったものとして扱われてしまうので注意しましょう。
自筆証書遺言全般にわたる注意点としては、正確に各財産や人を特定するということと上記のような形式にまつわるポイントを外さないということです。せっかく書いた遺言書が無効にならないためにも細心の注意を払って作成しましょう。

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