配偶者(はいぐうしゃ)とは、夫からみた妻、妻からみた夫のことです。相続においては、法律婚による婚姻関係の相手方という意味です。
用語の意味
配偶者とは、婚姻関係にある相手方のことです。夫からみた妻、妻からみた夫のことを指します。
相続における配偶者の地位
相続において、配偶者はほかの相続人とは異なる取扱いを受けます。相続の際の法定相続分は、相続人が配偶者と子の場合、配偶者が2分の1、子が残りの2分の1を分けることとされるなど、ほかの相続人より多くの財産を相続することができます。また、相続税を計算する際、配偶者が相続した財産については法定相続分または1億6000万円のいずれか大きい方の金額まで相続税が発生しないこととされています。このようにして、亡くなった人の所得や財産に依存していた配偶者の相続後の生活を保護しているのです。