住民税(じゅうみんぜい)とは、個人が住んでいる都道府県、市町村などに、収入に応じて課される税金をいいます。1月1日時点の住所に全額を納めます。
用語の意味
住民税の「住民」とは、個人だけでなくその地域に所在する法人も含みます。住民税は「住民」を納税義務者として、課される地方税です。ただし狭義には、個人に課されるものだけが住民税と呼ばれます。
住民税は、都道府県を課税主体とする都道府県民税と市町村を課税主体とする市町村民税に区分されます。
住民税の課税ベース
住民税は前年所得を課税ベースとする所得割と、納税者当たり均等に課される均等割の他、利子・配当・譲渡所得に対しても課されます。
所得割の標準税率は10%(市町村6%・都道府県4%)、均等割は5000円(市町村3500円・都道府県1500円)と定められています。