所得税(しょとくぜい)とは、給料・年金など個人の収入に応じて課される税金をいいます。相続があった際は「準確定申告」という特殊な手続きが必要となります。
用語の意味
税金は、誰が支払うか(納税義務者:個人または法人)、何に対して課されるか(担税力:消費・所得・資産)によって区分されます。所得税は、所得を担税力として、個人に課される税金です。
所得税が課税される範囲
日本の場合所得税は、サラリーマンの給料・ボーナスや個人事業主の稼ぎの他にも、退職金、配当・利息・株式売買益などの金融所得、土地などの譲渡益などに幅広く課税の網がかけられます。
所得控除と税額控除
同じ年収でも、独身と子ども3人では経済的余裕が違います。所得税法では子供の人数に応じた「扶養控除」を認め、子だくさんほど税金が軽くなるよう配慮しています。
担税力の違いに配慮した控除を所得控除と呼び、他に配偶者控除・医療費控除などがあります。