投資信託(とうししんたく)とは、株式や債権などを組み合わせた金融商品のことをいい、資金を預かった運用の専門家が投資家に代わって運用しています。
用語の意味
投資信託とは、投資家から集めた資金を資産運用の専門家が株式や債券などに投資し運用する金融商品です。その運用がうまくいけば各投資家に利益が分配され、逆に運用がうまくいかない場合には分配金がないだけでなく、元本を割ってしまい投資した額が戻ってこないこともあります。
投資信託の運用会社は、その投資信託がどのような株式で運用するのか、あるいは債券でしか運用しないのか、などの方針を示して投資家に投資してもらうこととなります。一方、投資家は実際に投資をしても、その投資信託にどの株式を購入するかなどの指示を出すことはできません。
相続税における取扱い
投資信託を保有している人が亡くなると、相続税の対象になります。投資信託の相続税評価額は、原則として、亡くなった日に解約することとした場合に受け取ることのできる金額です。また、上場している投資信託については、市場における取引価格があるため、上場株式と同じ評価方法となります。