●相続税申告最新実績件数 22年:1863件 23年:2204件 ●相続ご相談最新件数 24年4月:714件 | 相続に強い税理士・弁護士・司法書士が対応
相続専門の総合士業グループ相続サポートセンター
23年相続税申告実績:2204件|24年4月ご相談件実績 :714件
メニュー
close
閉じる
youtube
無料
相談
フリーダイヤルで
電話をかける
9:00-21:00(土日祝対応)
相続税の
ご相談
初めての相続で不安な方へ

土地の遺産分割を行う際に必要な手続きを教えてください。

私の父は、私の祖父から先祖代々の土地を相続し、アパートや駐車場をいくつか経営しています。
その父も高齢になってきたため、そろそろ相続対策や遺産分割に対する備えをしておいてほしいと考えるようになり、両親や私の弟を交えて話をするようになりました。
しかし、父は前回の相続の時の記憶があるのか、「税理士に任せておけば大丈夫」というばかりで、真剣に話をしようとしてくれません。
本当は遺言書を作成したり相続対策をしてほしいと思っているのですが、私自身、相続や遺産分割に関する知識がまったくないため、アドバイスをすることもできず不安しかありません。
土地の遺産分割を行う際に重要なポイントについて教えてください。

専門家の解答

土地の遺産分割を行う際には、どのように相続人全員が納得する遺産分割ができるかが重要なポイントです。
特に土地は1筆あたりの評価額が高額になるうえ、土地によってはその評価額や収益性が異なるため、相続人どうしで遺産分割をめぐる争いになりやすいのです。

土地を遺産分割する際にすべての相続人が納得のいく分割を行うためには、その評価額が同じくらいになることが求められます。
しかし、いくつかの土地があっても必ずしも平等に分割できるとは限りません。
また、土地や他の財産の評価額だけを見て平等にこだわるあまり、1つの土地を複数の相続人で共有するケースもあります。
しかし、土地を兄弟間で共有とし、その共有者が亡くなった場合には従兄どうしで1つの土地を共有している状態になってしまいます。
こうなると、その土地を売却したり他の人に貸したりすることができなくなってしまい、最終的には何にも利用することのできない土地になってしまいます。
つまり、土地を共有とすることには大きなリスクがあるため、絶対に避けなければならないということができるのです。

すべての相続人が納得のいく遺産分割を行うことは難しいかもしれません。
しかし、土地の現在の所有者とその相続人が一同に会して話し合いをすることで、親から子への思いを伝えることができ、必ずしも平等でなくても全員が納得できるような遺産分割ができるのではないでしょうか。
また、先祖代々の土地を手放すことには抵抗があるかもしれませんが、場合によっては土地を売却してその売却代金を相続人で分けるといった方法によることも考えておく必要があります。

お父様に限らず、親の世代は自分が死んだ時のことを話すのは面白くないため、どうしても相続の話をすることに消極的になります。
まずは兄弟間で話を行い、その場に徐々にお父様を引き込むといった形で、お互いの思いを伝えあうような場ができればいいと思います。

シェア ツイート このエントリーをはてなブックマークに追加

教えて!先生とは?

「教えて!先生」は相続(相続税・相続手続き・相続トラブル等)の問題に直面している方々の質問に対して、相続の専門家(税理士・弁護士・司法書士・行政書士)が直接回答することで疑問を解決していくQ&Aです。
疑問に思っていることこんな時どうしたらいいの?などを探したり分かち合えるサービスです。
(適法性などの責任は一切負いかねますので、ご自身の責任にて、ご活用ください。)

業界トップクラス。相続サポートセンターならではの専門性

日本最大級の実績とノウハウで、あなたにとって一番有利な相続アドバイスを致します。気軽なご質問だけでも構いません。
ご自身で調べる前に、無料相談で相続の悩みを解決して下さい。 [親切丁寧な対応をお約束します]

当サイトを監修する専門家

古尾谷 裕昭

税理士:古尾谷 裕昭

相続サポートセンター(ベンチャーサポート税理士法人 相続部門) 代表税理士。
昭和50年生まれ、東京都浅草出身。
相続は時間もかかり、精神や力も使います。私たちは、お客様の心理的な負担や体力的な負担を最小にして、少しでも早く落ち着いた日常に戻れるように全力でお手伝いします。
プロフィール

三ツ本 純

税理士:三ツ本 純

相続サポートセンター(ベンチャーサポート税理士法人 相続部門)税理士。
昭和56年生まれ、神奈川県出身。
相続税の仕事に携わって13年。相続税が最も安く、かつ、税務署に指摘されない申告が出来るよう、知識と経験を総動員してお手伝いさせていただきます。
プロフィール

税理士・元国税調査官:桑原 弾

相続サポートセンター(ベンチャーサポート税理士法人 相続部門)税理士。
昭和55年うまれ、大阪府出身。
大卒後、税務署に就職し国税専門官として税務調査に従事。税理士としても10年を超えるキャリアを積み、現在は「相続に精通した税理士としての知識」と「元税務調査官としての経験」を両輪として活かした相続税申告を実践中。
プロフィール

行政書士:本間 剛

相続サポートセンター(ベンチャーサポート行政書士法人)代表行政書士。
昭和55年生まれ、山形県出身。
相続手続等の業務に従事。相続はたくさんの書類の作成が必要になります。お客様のお話を聞き、それを法律に謀った則った形式の文書におとしこんで、面倒な相続の書類を代行させていただきます。
プロフィール

司法書士:田中 千尋

相続サポートセンター(ベンチャーサポート司法書士法人)司法書士 昭和62年生まれ、香川県出身。
相続登記や民事信託、成年後見人、遺言の業務に従事。相続の相談の中にはどこに何を相談していいかわからないといった方も多く、ご相談者様に親身になって相談をお受けさせていただいております。
プロフィール

弁護士:川﨑 公司

相続サポートセンター(弁護士法人ベンチャーサポート法律事務所 相続部門)弁護士。
新潟県出身。
相続問題は複雑なケースが多く、状況を慎重にお聞きし、相続人様のご要望の実現、相続人様に合ったよりよい解決法をアドバイスさせていただくようにしています。
プロフィール

税理士:高山 弥生

ベンチャーサポート相続税理士法人 税理士。
相続は、近しい大切な方が亡くなるという大きな喪失感の中、悲しむ間もなく葬儀の手配から公共料金の引き落とし口座の変更といった、いくつもの作業が降りかかってきます。おひとりで悩まず、ぜひ、私たちに話してください。負担を最小限に、いち早く日常の生活に戻れるようサポート致します。
プロフィール