税務調査のウラ話 8 | 相続サポートセンター

税務調査のウラ話 8

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実際の税務調査はどのような流れで行われるのですか?
その2(1日目の午前中)

税務調査はいつくらいに行われるのですか?

税務調査当日はまず調査官の肩書きを名刺で確認

税務調査当日は午前10時に、通常2人の調査官が自宅にやってきます。
名刺交換をするときに確認していただきたいのは、調査官の肩書です。
「国税調査官」と書かれてあれば、いわゆる「ヒラ」の調査官ですが、「上席(ジョウセキ)国税調査官」とあればベテランの調査官だと思ってください。課税金額が大きいときには上席が調査に来ることが多いようです。

ちなみに上席国税調査官のさらに上の役職者は「統括国税調査官」で「統括」又は「課長」と呼ばれたりします。統括は通常は税務調査の現場には出てこず、税務署内で調査官から現場の報告を聞いて調査の方向性を決めたり、納税者と税務当局との間の仲裁をしたりします。

調査官は一般的な話の中から疑わしい点はないか探っていきます

1日目の午前は、一般的な話から始まります。
親族の状況の確認として氏名、年齢、職業、年収、所有不動産の有無などが聞かれます。調査官は戸籍から親族の関係図を作ってきていますので、実際には自分の認識とズレがないかの確認になります。
また預貯金についても事前に銀行に問い合わせをしてから、税務調査に挑んできます。預貯金は故人はもちろんですが、親族の口座の動きも事前に銀行照会をしています。これは、故人や相続人の年収や状況から考えて、財産の金額が大きすぎないかなど疑わしい点がないかを探るためです。

奥様には、結婚後専業主婦だったのかどうかや、自分の親から相続を受けたことがあるかどうか、学歴や職歴も確認してくることが多いです。すべて、「収入と財産のバランスがおかしくないか」を見るためと思ってください。

その他、故人が生まれてから亡くなるまでの経歴、趣味や転勤の履歴、生前の生活費なども聞かれます。
生前の生活費は特に注意をして答えてください。たとえば毎月50万円の引き出しがあって、生活費が20万円だったとすると、税務署は差額の30万円は家族の口座に名義預金として入っているのではないかと疑ってきます。

そしてこういったお金の管理は誰がやっていたのかも確認されます。
故人の死亡原因や病歴なども聞いてきますが、気を悪くせずに冷静に回答をしてください。これらを質問する税務署の意図は、長期の入院等の場合、その間のお金の管理は誰がやっていたのかを確認しようとしています。

このように午前中は雑談を含めていろいろな話をします。わからないことははっきりわからないと回答し、答えすぎずに質問された内容に端的に回答するのが良いでしょう。

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